住宅設計の5つの要素

暮らしから考える「間取り」

住宅は暮らしを支える器です。
そのなかで日々生活し、長い暮らしの時間軸の変化に対応しなければなりません。「間取り」を考えることは、暮らしを考えることに他なりません。朝起きてから夜寝るまで、いつどのようにして家の中で過ごすか、良く耳にする家事動線など動線計画も含め、「間取り」が家づくりの基本となります。
しかし、生活の動きが合理的に出来ているだけでは、良い家とは言えません。光の入り方、風の抜け方、家の中で作られる明暗のコントラスト、大きな空間と小さな空間の振幅、空気の流れによる温度差など、このような様々なことが人間の感覚に働きかけることで、居心地の良さが作られていきます。このように「間取り」作りとは、人間の五感に共鳴しながら考えていかなければならない側面をもっています。
ブライシュティフトは、暮らしに対する合理性と居心地の良さ、この両方をバランス良く組み立てながら、「間取り」を考えることを得意としています。

「場」のつながり 

家づくりの基本となる「間取り」とは、部屋の平面的なつながり、または様々な「場」のつながりを示しています。そして、その平面的なつながりのなかに、実は同時に立体的な「場」のつながりも内包しており、この「場」のつながり方によって、家の中における居心地の良さは大きく左右されます。それは、人の動き、それに伴う気配、そして光や空気の流れ、さらに視線の向かう方向など、暮らしの様々なことに影響を与えることになります。
このように、居心地の良さに影響を与える「場」と「場」の関係性やつなぎ方にたいして、ブライシュティフトでは細心の注意を払い設計をしています。ブライシュティフトの設計した家が醸しだす個性とは、きっと、この「場」のつながりを、何となく感じる家だと思っています。
居心地良い「プロポーション」
各々の部屋そして場所は、様々な部分の寸法を決めることで空間として存在します。
その寸法の取り方によって、実はその場所での心地良さは大きく変わります。「なんとなく落ち着く場所だね」と思う時は、この寸法の取り方のプロポーションが良いときです。素材や設備機器のグレードを上げるとコストも上がりますが、プロポーションを良くすることでコストが高くなることはありません。
「落ち着いた居心地の良い空間を、プロポーションを良くすることで作りだす」そのことについて、ブライシュティフトは自信をもっております。
使い勝手の良い「収納」
人が生活するには、物との折り合いをどうつけるか、家づくりは、この物との戦いになります。
収納家具を、住む人が後からすべて取りそろえるという考え方もありますが、前もって、作り付けの収納にすることによって、暮らしがスムーズになり、様々な意味で調和をつくりだすことにもなります。
それは、スケールの調和、材料の調和、暮らしとの調和であり、生活に対する実利、また、美意識に触れる部分でもあります。どちらにせよ、家という箱ができても、物との折り合いがつかない限りそれは住宅とはいえません。
ブライシュティフトでは、暮らしを想定し、そのことへの配慮が十分になされた収納計画を、心掛けています。
落ち着きをつくる「素材」
建物は様々な材料からできており、仕上げ材だけ考えても、外部と室内で幾つも使われることになります。外部の大きな所では外壁や屋根、室内では、床、壁、天井、そして、その他あらゆる箇所や部位においても色々な材料が使われます。
材料の選択に際しては、ブライシュティフトからの提案と、建て主の好みの中で、材料が持つ特性を説明しつつ、バランスのとれた外観、そして内部空間となるように選択をして参ります。 特に、内部空間においては、仕上げ材が強い個性を主張するのではなく、今後数十年に渡り落ち着いた暮らしができるように、いたってシンプルで飽きのこない内部空間となるように考えています。